嫁がすぐ怒るのは病気?すぐキレる嫁の特徴や対処法を解説

嫁がすぐ怒るのは病気?すぐキレる嫁の特徴や対処法を解説|GARDEN

暴言を吐いたり泣き叫んだりなど、すぐに感情的になる妻に悩む人もいるかもしれません。本来は安らげる場所である家庭が息苦しく、一緒に生活するのがつらくなることもあるでしょう。

なかには、あまりにひどい妻の言動に「なにかの病気かもしれない」と不安になる人もいるかもしれません。今回は、すぐに怒る嫁の特徴やキレる原因、対処法について解説します。

すぐ怒る嫁の特徴

すぐ怒る嫁の特徴

ささいなことで怒る嫁の特徴には、次のようなことが挙げられます。

  • 暴言を吐く
  • モノに当たる
  • 泣き叫ぶ
  • 自分の言いたいことをまくし立てる
  • 感情が暴走している

それぞれの特徴について詳しく解説します。

暴言を吐く

すぐに怒る嫁の特徴として、暴言を吐くことがあります。一度怒り出すと会話が成立せず、一方的に暴言を浴びせ続けられることもあるようです。暴言を吐かれた側は心に深い傷が残る場合があり、そのことが原因で夫婦間に溝が生まれることもあります。

暴言を吐く人は、なにかしらの強い劣等感を抱いていることも考えられます。感情のコントロールが苦手で、怒りの感情がわくと自分で抑えられず、きつい言葉で相手を攻撃してしまうようです。

また分別が付かないほど感情的になり、傷つくことを簡単に言ってしまう傾向もあります。

モノに当たる

怒りの感情をどこにぶつければよいかわからず、モノに当たる嫁もいるようです。怒りの感情を言語化できれば怒っている原因を理解できますが、いきなりモノに当たってしまうため、周囲が驚く場合もあります。

モノに当たる人は自分の感情を処理するのが苦手な傾向にあり、なぜ怒りの感情がわいているのか本人も理解できていないケースもあるようです。

また、モノに当たり、相手に威圧感を示そうとすることもあります。たとえば、自分の意見や考えが否定されたと感じると、相手を威嚇するためにモノに当たることがあるようです。

妻がモノに当たると、大切なものを壊したり家族がけがをしたりする危険性もあります。妻を極力怒らせないように腫れものを触るようになり、夫婦だけでなく家族の関係がギクシャクする場合があります。

泣き叫ぶ

すぐに怒る嫁は、感情を言語化できずに泣き叫ぶことがあります。怒りがわいたときに泣き叫ぶのは、自分の思い通りにならないことにイライラして感情が爆発してしまうためです。

たとえば、夫婦間の意見の対立や予期せぬトラブルが発生すると、「自分を理解してくれない」「なぜ思う通りに進まないの?」とイライラして泣き叫ぶことで、感情を爆発させるようです。

イライラした気持ちを言語化できると楽になる場合もありますが、泣き叫ぶ人は自分のモヤモヤした気持ちをうまく言葉で表現できないことがあります。

なにか問題が発生するたびに妻が泣き叫ぶと、夫の負担が大きくなり、夫婦関係が悪化する場合があります。

自分の言いたいことをまくし立てる

すぐに怒る嫁は、自分の言いたいことをまくし立てることがあります。夫は冷静に話し合いたいと考えていても、妻からまくし立てられると会話が成立しないこともあるようです。

自分の言いたいことをまくし立てる人は、会話の主導権を自分が握りたいと考えている場合があります。

それは自信のなさからそうしている場合があり、「相手から反論されたくない」といった心理から早口で一方的に話し、その場の主導権を握ろうとするようです。

相手に話す隙を与えないほど自分の言いたいことをまくし立てるため、話が後回しになることもあります。これではなかなか問題を解決できないため、夫婦の間に溝を生む原因になる場合があります。

感情が暴走している

すぐに怒る嫁は、感情が暴走して夫の言うことに耳を持たなくなることがあります。日常生活や夫婦関係で過度なストレスが溜まると、怒りや不安などさまざまな感情が沸き起こり、自分の感情を抑制できなくなることがあります。

ささいなことでもイライラして、暴言を吐いたり泣き叫んだりなど感情が暴走してしまうことがあるようです。

感情が暴走している間は、夫の言うことが耳に入らないこともあります。問題を解決したくても会話が成立せず、話の通じない妻に夫もイライラして大きな喧嘩へと発展することもあるようです。

感情が暴走していることに自覚がない人もいるため、話し合いが平行線になる場合があります。

嫁がすぐに怒る主な原因

嫁がすぐに怒る主な原因

嫁がすぐに怒る原因には、次のようなことが考えられます。

  • ストレスが溜まっている
  • 夫に対して不満がある

それぞれの原因について詳しく解説します。

ストレスが溜まっている

妻がすぐに怒るのは、家事や育児、仕事などでストレスが溜まっているのかもしれません。とくにワンオペ状態が続いている場合、家事と育児の負担が大きくなることもあります。

子どもが小さい場合は目を離せないため、ストレスを発散させる時間を作れないのかもしれません。

近年は共働き夫婦も増えているため、家事や育児に加えて仕事の負担もかかります。夫が十分に家事や育児をしているつもりでも、妻は不満を抱えている場合もあります。

心に余裕があるうちは夫の家事や育児の分担割合に不満があっても、軽く流せることもかもしれません。しかし、ストレスが蓄積されていくと、限界を迎えて感情が爆発することがあります。

夫に対して不満がある

妻の怒りの標的が夫ではなく、子どもに感情をぶつける人もいるようです。ささいなことで暴言や感情をぶつけるため、子どもに影響がないか心配になる人もいるかもしれません。

ただし、これらの行動は子どもに不満があるように見えますが、夫に対して不満があるため、夫へのあてつけとして子どもに感情をぶつけていることがあります。

自分に不満があるなら、直接伝えてほしいと感じる人もいるかもしれません。しかし、妻は感情をうまく言語化できない場合があり、イライラする態度を見て気持ちを察してほしいと考えるようです。

怒りの感情は子どもに向けられていますが、その怒りの原因が夫の場合があります。

嫁がすぐ怒るのは病気の可能性もある?

嫁がすぐ怒るのは病気の可能性もある?

嫁がすぐに感情的になる姿を見て、なにかの病気かもしれないと心配になる人もいるかもしれません。家族に対して妻が異常に怒る場合、次のような病気の可能性も考えられます。

  • 月経前症候群(PMS)
  • 更年期障害
  • うつ病
  • パーソナリティ障害
  • 統合失調症
  • 自律神経失調症
  • 適応障害
  • 双極性障害

それぞれの病気について詳しく解説します。

月経前症候群(PMS)

月経前症候群は、月経前に起こる精神的かつ身体的な症状のことです。精神的な症状は情緒不安定やイライラ、倦怠感など、身体的症状は頭痛や腹痛、乳房の張りなどが出る場合があります。

発症期間に個人差はありますが3〜10日間続き、月経が始まると消失する傾向があるようです。

月経前症候群が起こるのは、ホルモンバランスの変動が関係しているといわれています。

排卵から月経までの黄体期にエストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(体ホルモン)が分泌されますが、黄体期の後半に差し掛かるとこれらのホルモンの分泌が急激に低下します。

脳内のホルモンや神経伝達物質に影響を与え、精神的かつ身体的な症状が現れることがあり、女性のなかには、月経前症候群の症状が強く出る人がいるようです。

精神的に不安定になりやすく、いつもは気にならないささいなことでもイライラして感情的になる場合があります。また、精神的な症状に加えて身体的な症状が出ると体調もすぐれないため、そのイライラを家族にぶつけてしまうこともあるようです。

更年期障害

更年期障害は、男女の性ホルモン分泌量の低下が原因で引き起こされる症状のことです。女性の場合は、閉経期前後にエストロゲン(卵巣ホルモン)の分泌が急激に減少することで症状が現れるといわれています。

男性もテストステロン(睾丸ホルモン)の減少により更年期障害の症状が現れますが、女性と比べると分泌量の低下が緩やかなようです。

更年期障害の症状は老化現象の一部と認識され、本人も気づかないことがあるといわれています。女性の更年期障害は、身体的かつ精神的な症状が出るようです。

身体的症状は動機や息切れ、顔の火照りなど、精神的症状はイライラや不安、不眠などが出る場合があります。更年期障害が起こるのが早い場合は、40代前半から症状を自覚する人もいるようです。

更年期障害が起こると体調がすぐれない日が増え、そのイライラが蓄積されるとストレスになる場合があります。ささいなことでも感情的になり、夫に感情をぶつけてしまう場合もあるようです。

とくに初期症状は曖昧で、発症に気づかないまま日常生活を送ることもあります。不調の原因がわからず、モヤモヤした気持ちを抱えながら生活する女性も多いようです。

うつ病

うつ病は、脳のエネルギーが欠乏した状態のことです。うつ病になると食欲や睡眠欲などの低下といった心理的症状が続くうえに、だるさや不眠など身体的な症状が伴う場合もあります。

うつ病は、脳というシステム全体に問題が生じている状態と考えてよいかもしれません。通常、人間は日常で不快なできごとが起きても、自然治癒力で健康な状態に戻るといわれています。

しかし、脳のエネルギーが欠乏すると健康な状態には戻らず、うつ病を発症してしまうことがあるようです。うつ病になりやすい人には、なにごとにもまじめに取り組む特徴があります。

妻が家事や育児、仕事を完璧にこなしている場合、家族のために無理をしているのかもしれません。無理をして頑張るなかでストレスが蓄積し、そのイライラを夫に向けていることが考えられます。

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害は、融通がきかず仕事や学業、人間関係などで問題が生じている場合に認められる障害です。パーソナリティ障害を抱えると、発症した本人だけでなく、周囲にも苦痛をもたらす場合があります。

パーソナリティ障害を発症する主な原因は、遺伝子と環境の相互作用で起こるといわれています。生まれた段階でパーソナリティ障害になりやすい遺伝があり、環境要因によってはその傾向が強くなることがあるようです。

パーソナリティ障害を抱えると、怒りの感情をコントロールできなくなり、そのイライラを夫に向けてしまうことがあります。また、パーソナリティ障害を抱える人は、自分が拒絶されたり批判されたりすることを極度に恐れる傾向にあります。

夫婦間で意見の相違があるとき、相手から批判されたくなくて、自分の言いたいことをまくし立てることもあるようです。

統合失調症

統合失調症は、幻想や妄想、精神機能の低下などの問題を特徴とする精神障害です。統合失調症になると、仕事や対人関係、身の回りの管理能力に支障をきたすほど重い症状が現れる場合があります。

統合失調症を発症する主な原因は、遺伝子と環境の相互要因が関係しているといわれています。また、日常生活における過度なストレスが要因となることもあるようです。

統合失調症の代表的な症状である幻覚や妄想は内容に現実味があり、発症した本人でさえ自分が病気だと自覚しづらい傾向があります。本人に病的な異常が見られないため、周囲も病気に気づけないケースもあるようです。

しかし、被害妄想や思考が支離滅裂だったり、突然叫んだりするなどの奇異な行動が見られる場合は、統合失調症であることが考えられます。

自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて正常に機能しなくなることで起こる症状のことです。

自律神経である交感神経は身体を動かすとき、副交感神経は身体を休めるときに働きます。本来は交感神経と副交感神経がバランスを取りながら身体を調整しますが、そのバランスが崩れると自律神経失調症が現れる場合があります。

自律神経が崩れる主な原因としては、不規則な生活や過度なストレス、更年期によるホルモンの乱れなどが考えられるようです。

身体的症状は動機や息切れ、疲れが取れないなど、精神的症状はイライラや不安、情緒不安定などが現れる場合があります。不規則な生活や過度なストレスが見られる場合、妻は自律神経失調症に悩まされているのかもしれません。

適応障害

適応障害とは、ストレスが原因で心身のバランスを崩して社会生活に支障をきたす障害のことです。

適応障害を抱える人は、ストレス耐性が低い性格的要素があるといわれています。適応障害で起こる症状はさまざまですが、憂うつな気分や不安感、頭痛、不眠などが見られるようです。

これらの症状は誰にでも起こり得ますが、適応障害を抱える人は症状が強く現れる場合があります。適応障害を発症すると精神的かつ身体的にすぐれない状態が続き、イライラすることも増えるようです。妻が生活上で過剰なストレスを感じている場合、適応障害のおそれがあります。症状を悪化させないためには、早めに対処することが求められます。

双極性障害

双極性障害は、気分が落ち込む抑うつ状態と気分が高まる躁状態が、交互に見られる状態のことです。双極性障害を発症する明確な原因は判明していませんが、遺伝が関係していると考えられています。

また、ノルアドレナリンやセロトニンなど興奮や幸福を感じる神経伝達物質が、正常に機能していないことも原因となる場合があるようです。

さらに、過度なストレスを感じるできごとが起こったあとに、双極性障害を発症する場合があります。日常生活では、「子どもが言うことを聞かない」「夫とわかり合えない」といった理由で感情が爆発することがあるようです。

双極性障害はその状態を放置すると社会生活に支障が出るため、障害が疑われるときは精神科や心療内科に相談するのがよいかもしれません。

病気の可能性がある場合の対処法

病気の可能性がある場合の対処法

妻が病気を抱えている場合、その状態を放置すると症状が悪化するおそれがあります。妻に病気が疑われるときの対処法には、次のようなものが挙げられます。

  • 怒っている理由を探る
  • 妻の話を聞いてあげる
  • 心配していることを伝える
  • 病院を受診してもらうことを検討する

それぞれの対処法について詳しく解説します。

怒っている理由を探る

妻に病気の可能性がある場合、どのような言動がきっかけで怒るのか観察してみると、妻が怒るとき、そこには明確な原因やきっかけが見つかる場合があります。

怒っている原因が自分にある場合は、言動を見直すことでうまく対処できることもあります。たとえば、家族から頼みごとをされるときに妻が怒る場合は、頼み方を変えてみるのがよいかもしれません。

妻に話しかけるときに怒る場合は、手紙やLINEを活用して気持ちを伝えるのも方法です。妻に気持ちの余裕があるときは、「怒る原因を教えてほしい」と直接確認するのもよいかもしれません。

しかし、機嫌が悪いときに直接確認すると感情を逆撫でしてしまい、状況が悪化するおそれもあります。直接確認したいときには、機嫌や体調が良い日がよいかもしれません。

妻の話を聞いてあげる

怒りの根本となる原因は夫や子どもではなく、家事や育児、仕事のストレスが原因の場合があります。

妻が家事や育児、仕事の悩みを話しているときは、話をしっかり聞いてあげるのがよいかもしれません。とくに、女性は悩みを人に話してストレス解消できる場合も多いようです。口を挟まずに、ひたすら妻の話に耳を傾け共感することが大切です。

自分の悩みを聞いて共感する夫の姿を見て、「自分を理解してくれた」と感じて気持ちが落ち着く場合もあります。また、妻の悩みを聞くなかで、自分が改善すべき点が見つかる場合もあるでしょう。

夫が考えている以上に家事や育児で疲弊している場合もあるため、妻が抱える悩みを受け止めて共感することに注力するのがよいかもしれません。

心配していることを伝える

感情的にキレられると、お互いに興奮して感情をぶつけ合うことがあります。喧嘩が過熱すると妻のストレスが溜まるため、感情が暴走することが増えるかもしれません。

これでは家庭内の雰囲気も悪くなり、妻を怒らせないようにビクビクしながら生活しなければいけなくなります。

妻にキレられたときは感情的にならず、冷静に接することが求められます。その場では反論せず、妻の気持ちが落ち着いたら心配していることをやさしく伝えるのが有効です。

人は過度なストレス状態にある場合、その気持ちをうまく言語化できず、思いのまま感情をぶつけてしまうことがあります。そのようなときに、相手から心配されると怒りの気持ちが収まる場合があります。

病院を受診してもらうことを検討する

妻がすぐに怒るのは、うつ病や自律神経失調症など病気が原因の場合があります。しかし、身体的かつ精神的な症状が現れていても初期段階では自覚症状がない人もいるため、夫のサポートが必要なことがあります。

あまりにも普段と異なる様子が見られる場合は、医療機関への受診を提案してみるのがよいかもしれません。

受診する科は、精神科、または心療内科があります。心に現れる病気を治療する精神科は、イライラや感情の起伏が激しい場合に受診を提案したい科です。

一方、心療内科は心の病が原因で身体に現れる病気を治療する科で、精神的な症状に加えて、下痢や頭痛や腹痛などが見られる場合は精神科と合わせて受診を提案してみるのがよいかもしれません。

すぐ怒る嫁への対処法を知ろう!

すぐ怒る嫁への対処法を知ろう!

妻がすぐに怒るときは、過度なストレスや夫に対して不満などの場合があります。キレる妻を落ち着かせるには感情をぶつけられても冷静に接し、相手の話を聞いてあげることが有効です。

しかし、嫁が怒ってしまうことで、自分が辛くなったり、イライラした気持ちを抱え続けることで、つらい思いをしてしまうこともあります。

このような夫婦関係に悩む場合は、GARDENのオンラインカウンセリングで気持ちを整理し、解決に向けた方法を相談するのもひとつの方法です。気持ちを整理できれば、ぎくしゃくした夫婦関係の悩みを解決するきっかけになるかもしれません。

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