カウンセリングを受けた後に心理状態が悪化する理由は?改善方法も解説

カウンセリングを受けた後に心理状態が悪化する理由は?改善方法|GARDEN

悩みや不安を楽にしようとカウンセリングを受けたのに、カウンセリング前よりも心理状態が悪化してしまうことがあります。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。この記事では、カウンセリング開始後の気分の悪化の原因と、それを避けるためにできることを解説します。併せて、有資格者へ気軽に相談できるカウンセリングサービスも紹介します。カウンセリング開始後に落ち込むことがある人は、ぜひご覧ください。

カウンセリング開始後に心の状態が悪化する原因

カウンセリングを始めた後に気持ちが落ち込むことは、実はあまり珍しいことではありません。特に次の3つのいずれかに該当するときは、心理状態が悪化することがあります。

  • カウンセラーが合っていない
  • 自分の嫌な部分と向き合わなければならない
  • 効果を感じられずに余計に混乱してしまう

それぞれの状況について詳しく解説します。

カウンセラーが合っていない

カウンセラーとの相性が合わないと感じることで、カウンセリング開始後に不安を感じることがあります。具体的には、カウンセラーを信用できないと感じたり、理解してもらえていないと感じる場合は、カウンセリング開始後に心理状態が悪化することがあります。また、カウンセラーの話し方や態度によっては「傷つけられた」と感じることもあるかもしれません。カウンセリングを受けるときは、心理的にも神経質になっていることがあるため、カウンセラーのちょっとした言い回しや表情、態度などで落ち込んでしまうこともあります。

自分の嫌な部分と向き合わなければならない

カウンセリングでは、自分の嫌な部分と向き合うことが必要なケースもあります。カウンセリングを受ける際にはカウンセラーに様々な事柄を話しますが、その中で、過去の嫌な経験や自分自身の良くない部分に触れることがあります。場合によっては、現在感じている辛さと過去の経験の辛さを同時に味わうような気分になることもあるかもしれません。そのため、カウンセリングを始める前よりも気分が落ち込んでしまうこともあります。

効果を感じられずに混乱してしまう

カウンセリングの効果を感じられないことが原因で、混乱した気持ちになることもあります。カウンセリングを受けたからといって、すぐに気持ちが明るくなったり、過去の辛い経験をすぐに克服できたりするとは限りません。しかし、カウンセリングに即効性があると思っている場合は「なぜカウンセリングを受けたのに心理状態が改善しないのだろう」と混乱してしまうこともあるでしょう。すぐに効果を得られないことで「お金の無駄になった」と感じ、余計に気分が落ち込むこともあるかもしれません。

カウンセリング開始後の気分の悪化を改善する方法

カウンセリングを受けるにあたって、いくつかの点に注意することで気分の悪化を防げたり、改善できることがあります。カウンセリング開始後の心理状態の悪化が気になる人は、ぜひ次の方法を試してください。

  • 自分に合ったコミュニケーション方法を見つける
  • 悩みに合ったカウンセラーを探す
  • 状態悪化が必要なケースもあると知る
  • すぐに効果が出なくても焦らない

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

自分に合ったコミュニケーション方法を見つける

カウンセリングを選ぶ際には、自分に合うコミュニケーション方法を選ぶことで、カウンセリング開始後の気分の悪化を回避できることがあります。

コミュニケーションの方法として対面のカウンセリングがあります。対面のカウンセリングでは、カウンセラーと直接顔を見ながら話をするため、言葉で上手に気持ちを表現できない場合でも、表情や態度などからカウンセラーが利用者の心理状態を読み取ってくれることもあるでしょう。しかし、カウンセリングの予約を取って、指定された時間にカウンセリングルームに行く必要があるので、スケジュールを前もって把握することが難しい人やカウンセリングルームが近くにない人には利用しづらいかもしれません。

対面のカウンセリングの他には、電話によるカウンセリングもあります。自宅など電話が利用できる環境であればどこからでもカウンセリングを受けられるので、カウンセリングルームに出かけることが難しい人も利用しやすいでしょう。ただし、電話カウンセリングは、公的機関等が提供している無料のサービス以外は予約が必要なことがあることに注意が必要です。

自宅に居ながらカウンセラー顔を見ながら話したい人には、ビデオ通話によるカウンセリングが向いているでしょう。こちらも基本的に予約は必要ですが、カウンセラーの顔を見ながら悩みを相談できるため、ので声だけでなく表情も伝わります。

文章で相談したい人には、メールやチャットを用いたカウンセリングも利用することができます。声を出さずにカウンセリングを進められるので、リビングルームで家族とくつろいでいるときや、通勤通学の際、昼休みなどのちょっとした空き時間にカウンセラーと連絡できます。特にチャットは文字入力も簡単で、隙間時間にも使いやすいです。また、カウンセラーの言葉や自分の文章を見返すことで、気持ちの変化を理解しやすくなります。

このような様々なコミュニケーション方法から、自分に合った方法を選択することで、気分の悪化を軽減できる場合があります。

悩みに合ったカウンセラーを探す

自分の悩みに合ったカウンセラーを選ぶこともポイントです。カウンセラーによって、相談経験が豊富な分野が異なります。

サービスよっては、カウンセラーのプロフィールが掲載されており、相談経験が豊富な分野や職歴などのプロフィールを確認できます。相談前にはカウンセラーの情報もチェックして、自分の悩みに合うカウンセラーを探しましょう。

状態悪化が解決に向かっている証拠でもあることを知る

前述の通り、カウンセリングの過程で、辛い過去や自分自身の嫌な部分と向き合うことがあります。嫌な思い出がよみがえったり、自分のネガティブな部分に落ち込んだりすることもあるでしょう。

しかし、悩みを解決していく過程では、嫌な部分と向き合う必要もあるため心理状態が一時的に悪化してしまう場合もあります。心理状態が悪化したのは悩みの根本的な原因に近づいた証拠と考え、過去や自分を受け入れ、前向きに捉えることで悩みが解決していきます。

すぐに効果が出なくても焦らない

効果を焦らないことも大切です。カウンセリングは基本的に時間をかけて自分と向き合っていくもので、1回受ければすぐに悩みが解決するとは限りません。カウンセリングの効果を実感するのには個人差があり、時間がかかることもあるということを理解して、すぐに効果が出ないことに対して焦らないようにしましょう。

原因を理解して前向きにカウンセリングを受けましょう

カウンセリングの過程で、一時的に心理状態が悪化するのは起こり得ないことではありません。悩みを解決するまでの過程で、一時的に心理状態が悪化することはよくあり、決してそれ自体が悪いことではありません。しかし、カウンセラーやカウンセリングの方法が合わないために気分が落ち込む場合は、カウンセラーやコミュニケーションの形式を変えることも検討してみましょう。

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