好意を寄せる相手との関係が進展しない場合、自分は恋愛に向いてないと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。うまくいかない原因は、仕事の忙しさをはじめ一時的なものと、自己肯定感の低さや理想の高さなど性格的なものなどさまざまです。
今回は恋愛に向いてない人の特徴と、自分を変えるためのポイントを解説します。
恋愛が向いてないと感じる瞬間とは?
日常生活のふとした瞬間に、恋愛は向いてないと思える場面に出くわすことがあるかもしれません。プライベートや仕事など誰にでも訪れるシチュエーションです。
ここでは、恋愛に向いてないと感じる瞬間について解説します。
恋愛で失敗をしたとき
長く付き合っていた恋人と別れたときや、告白したのに振られたときなど、失恋経験によって恋愛が向いてないと感じる場合があります。
相手に好かれようと精一杯努力したのに想いが届かないと、恋をしても意味がないのではと思うでしょう。それとなく気持ちを伝えたのに反応がない、好きになってくれないと感じたときに、自分は恋愛に不向きなのではとショックを受けます。
デートや連絡を取ることがめんどくさいと感じたとき
恋人同士なら電話やLINEで、毎日のように頻繁に連絡を取り合うことが多いでしょう。しかし、そのやり取りが面倒に感じると、自分は恋愛に向いてない人間だと思ってしまうようです。
相手のことは好きで、恋愛にはこまめな連絡が必要だと理解していても、日々のコミュニケーションが億劫だと感じます。矛盾した心理状態に、自分でもめんどくさいと思う場合もあるかもしれません。
デートや連絡の機会を設けることで、自分の時間が少なくなることに我慢できない人もいます。
気を遣いすぎて疲れたとき
気を遣いすぎる傾向がある人は、恋人の前で自分をさらけ出せずに、恋愛自体を億劫だと思う場合があります。
素を出せないと心の距離が縮まらず、関係がなかなか進展しません。心を開いていないと察知した相手は、信用されていないのではと疑念を抱き、関係が悪化しがちです。
相手に合わせてばかりだと、楽しさより煩わしさが勝り、恋愛を敬遠するようになる恐れもあります。
一人の時間が充実しているとき
趣味をはじめ、一人の時間を有意義に過ごせている人は、恋愛の必要性を感じない傾向があります。恋人と過ごす時間も楽しくないとは限りませんが、それ以上に一人が好きだと、恋人作りに消極的になるでしょう。
自分のライフスタイルを優先してしまう人は、仮にパートナーができても、長続きしないことがあります。初対面の人と緊張してうまく話せないときや、共通の話題がなく会話が盛り上がらないときなども、一人でいたほうが楽しいと認識してしまうためです。
休日は家で趣味に没頭しているばかりだと、異性との出会いも限られるでしょう。
仕事を優先したいとき
仕事を優先したいときは、そもそも恋人が欲しいと感じる感情自体が弱くなります。目の前のタスクに気が向いているため、異性からのアプローチにも気が付かないかもしれません。
恋人と一緒に過ごすより、仕事で成果を出して昇給や昇進の形で認められたときのほうが喜びを感じる場合もあるかもしれません。仕事熱心なのは素晴らしいことですが、度がすぎると恋愛との両立が難しくなります。
恋人に時間を割くことにもったいないと感じる傾向が強く、たとえ恋人ができても長続きしません。いつの間にか熱中できる仕事のほうを優先するため、ないがしろにされたと感じた恋人の怒りを買い、別れにつながる可能性もあります。
浮気されたとき
浮気されると自分には魅力がないと感じたり、相手を許せずに恨み続けたりしたりしてしまい、恋愛に向いてないと感じる場合があります。
しかし、恋人の興味が他の異性に移ったのは、相手に原因があるケースも少なくありません。移り気で飽きっぽく、落ち着いた恋愛には向いてない人を好きになると、苦労するでしょう。
浮気や二股を繰り返す相手に嫌気がさして、別れを切り出したとき、自分には見る目がないと思うのかもしれません。
友人の恋愛話に興味を持てなかったとき
友人の恋愛話を聞いていて羨ましくならないときに、恋愛に向いてないと感じる場合があります。当人は楽しそうに恋人の話をしていても、同じ状況をイメージすると「自分なら疲れるな」と思うようです。
友人カップルが仲を深めていく過程やデートの様子の話を聞いても、共感できないときもあるでしょう。通常ならピンとくるポイントを見つけて話が盛り上がるものですが、恋愛観や過去の恋愛経験の違いから理解できる箇所がない場合もあります。
友人が何を楽しんでいるのか理解できず、話に興味すら持てないときに、自分は恋愛に不向きな人間なのだと気付かされることもあるようです。
恋愛が向いてないと感じる人の9つの特徴
恋愛がうまくいかないのは、個人の特性に起因する場合もあります。自己肯定感の低さから積極的にアプローチができない、エゴイストで他人に合わせられない、一人の時間や趣味を優先してしまうなど原因はさまざまです。
恋愛に向いてないと感じる人の、性格的な特徴を網羅します。
1.自己肯定感が低い
自己肯定感が低く、自分を好きになってくれる人はいないと決めつけるタイプは恋愛がうまくいかないでしょう。自分に自信がなく消極的で、恋愛に発展する前に諦めてしまう傾向があります。
せっかく良い出会いがあっても、奥手で自分からアプローチできないため、二人の仲が発展しません。実際は恋愛がしたいと望んでいて、候補となる相手もいるのに臆病で行動に起こせないのは、もったいないことかもしれません。
自己肯定感が低い人は何でも悪い方向にとらえがちな傾向があります。恋愛においても、相手の顔色をうかがう傾向があり、嫌われたくない気持ちが強いようです。
恋人の機嫌が悪いと自分に何か原因があるかもと焦ったり、LINEの返信が遅いだけで気持ちが乱れたりなど不安定になる場合があります。
2.自分が一番と思っている
自分が一番だと思っているナルシスト・エゴイストタイプは恋人ともめやすく、結果的に恋愛が向いてないと感じる場合があります。
他人に合わせるのが苦手で、常に自分ファーストな人は、恋人との間でトラブルが勃発しやすいでしょう。自分の主張を曲げようせず、その態度に相手が腹を立てて、けんかばかりのカップルになってしまうためです。
もしも自覚があるなら、相手を思いやる気持ちを抱くように心がけると良いかもしれません。
3.ひとりの時間が好き
性格的に一人で過ごすのが苦ではない人だと、恋人が欲しいと思う瞬間がなく、恋愛をしなくても良いのではと思う場合があります。
誕生日やクリスマスなどのイベントで、パートナーがいないと寂しさを感じやすいものですが、一人好きの人はのんびりと充実した時間を過ごすため、気にならないのでしょう。
恋人と映画を観たり、パーティーで和気あいあいと過ごしたりするよりも、気兼ねなく趣味に没頭したいと考える人は恋人の必要性を感じず、恋愛に消極的な傾向があるようです。
一方で、人に流されず自分の道を突き進む姿に感銘を覚える人がいるのも事実で、自立していて大人っぽいイメージを持たれるため、異性から魅力的だと思われるでしょう。
恋愛ではむしろ、モテることも珍しくはありません。しかし、ひとりの時間を優先するあまり、異性からのお誘いを断ってしまうと、なかなか恋愛には発展しないでしょう。
4.趣味や仕事を優先したいと思う
恋愛の優先順位が低く、趣味や仕事に精を出したいと考える人も、恋に向いてないタイプといえます。何かに燃えていて、充足感を見出して取り組んでいる姿に惹かれる人はいるでしょう。
しかし、恋愛では相手との協調性が不可欠なため、趣味や仕事優先ではなかなかうまくいきません。
熱中したい趣味や仕事があり、意図して恋愛をしないのであれば問題はないでしょう。ただ、恋人との関係がうまくいかない過去の経験などから、無意識のうちに恋愛を遠ざけ、趣味や仕事に逃げているなら改善の余地があります。
本心では恋愛をしたいと感じ、現状に焦りや焦燥感を抱いている場合、意図的に出会いの場にでかける、マッチングアプリをはじめるなどの行動が必要かもしれません。
5.理想が高すぎる
年収やルックス、職業など恋人に求める理想が高すぎる人は、条件を満たす人となかなか巡り合えず、恋愛が失敗しやすい傾向にあります。
二人の過ごし方やコミュニケーションの取り方までこだわる場合もあり、少しでも自分の要求とずれた対応をされただけで、別れを切り出す極端な行動に出る人もいるようです。
あまりにもこだわりが強すぎて、成功しそうな状況を自ら手放してしまうこともあります。恋人作りを優先するなら、少しは妥協して、恋愛の幅を広げる試みに出たほうが良いのかもしれません。
6.感情表現が苦手
感情表現が苦手な人は何を考えているかわからず、親睦を深めにくい傾向があります。プレゼントを送ったり、愛情表現を伝えたりしたにもかかわらず反応が薄いと、一緒にいて楽しいと思えず、一般的に恋愛が長続きしません。
感情表現が苦手な人の中には、恋愛経験に乏しい人もいるようです。異性に対する接し方がわからず、話題や声かけのタイミングが適切ではないため、交際に発展しにくいと考えられます。
必ずしも大袈裟なリアクションが求められるとは限らず、大切なのは会話です。会話を通してお互いが理解し合いながら、親密度を高めていくことが重要です。
何気ない日常を楽しみ、共通点を見つけながら、ユーモアのある会話を心がけると良いかもしれません。
7.マメなやり取りが苦手
マメなやり取りが苦手だと、パートナーとわだかまりを生んでしまい、恋愛がうまくいかない傾向にあります。恋人との親密度を高めたいなら、活発な会話が基本です。
人間同士の関係を考えるうえで参考にしたい理論が、「単純接触効果」です。接触回数が多い人に対して人間は好意を抱いてしまいやすいとの主張で、恋愛に活かす場合、連絡がマメだと好印象を与えられます。
コミュニケーション下手でめんどくさがりだと、マメに連絡を取り合うのが難しく、放置されたと感じた相手に恋人候補から外されます。毎日の「おはよう」と「おやすみ」のLINEが面倒に感じてしまう人は、恋愛には不向きなのかもしれません。
めんどくさがりだと人との関わりを避けて生活しようとするため、対人スキルや会話スキルを磨く機会がなく、ますますコミュニケーションが不得手になるという負のスパイラルに陥るでしょう。
8.依存体質
依存体質で相手に対する独占欲が強すぎると、恋人と健全な関係を築くのが難しくなります。相手との関係というより自分自身の内面に関わる部分のため、恋愛に向いてないと感じるかもしれません。
恋愛依存の人は、恋愛に積極的で行動的だといえる範疇を越え、相手を通して、自分の価値を見出そうとします。何よりも恋人を優先し、友人や家族との約束を反故にしても、パートナーと会う時間を作ろうとする傾向もあるようです。
微笑ましく見えるかもしれませんが、周囲の人に迷惑をかけ、人が離れていってしまうリスクは否定できません。結果として、さらに恋人への依存を強めていくという状況に陥ります。
恋人や恋愛に依存する体質だと恋愛関係がうまくいかないばかりか、人間関係に支障をきたす恐れもあるため注意が必要です。
9.飽き性
飽き性だと恋人がいても他の人に目が移り、浮気を疑われて、恋愛がうまくいかない傾向にあります。他人の欠点に目がいくため、すぐに気持ちが冷めて他に良い人はいないか探そうとします。
熱しやすく冷めやすい性格は、恋愛関係のような長期的に関係を結ぶ際には、弱点になるでしょう。良好な関係を築く能力や努力が不足していると、理想とそぐわないだけで嫌いになり、切り捨てるという極端な行動に出ることがあります。
気分の移り変わりが激しいタイプで、感情の起伏が激しく、相手からすると扱いにくいと感じられてしまう場合もあるかもしれません。
恋愛に向いてない自分を変えたいときのポイント
恋愛に向いてない自分を放置していては、恋人を見つけるのは難しくなります。
幸せな恋愛に憧れを抱いているなら、自分を変える努力をしてみることをおすすめします。
ここでは、自分を変えたい時の指針を紹介します。
恋愛への理想を整理する
恋愛下手から脱却したければ、相手に対する理想を押し付けるのではなく、まずは自分自身をよく知ることが大切です。
まずは恋愛に対する理想や、自分の長所・短所などの自己分析を行います。始めは項目を多く出すことに集中し、後で外せない条件を絞り込むという手順で進めるのがおすすめです。
自己分析によって、恋愛で重視するポイントや、性格で求める要素など、理想の条件が明確になります。
理想の相手が見つかるのが一番ですが、ときには妥協が必要になるかもしれません。あれも欲しい、これも欲しいと欲張りすぎると、すべての基準を満たす実在の人物は現れないこともあります。
自分磨きをする
理想の相手を見つけて、恋愛関係に発展するには自分磨きが必要です。努力で変化が生じれば自分自身を好きになり、自然に自信も持てるようになります。とくに自己肯定感が低く、恋愛に向いてないと感じる場合は自分磨きに注力するのがおすすめです。
ダイエットや筋トレなど見た目への投資のほか、人と関わる機会を増やすことは視野が広がり、内面的な成長につながります。
何にでも積極的にチャレンジするのも大切です。新たに夢中になれることが見つかれば、話題も増えて、より魅力的な人間に成長できるかもしれません。
無理な恋愛をしない
大して好きでもない人と付き合うとかえって後悔するため、焦りすぎは禁物です。慌てて恋愛をするくらいなら、時を待つのも一つの方法です。
恋人がいない寂しさや恥ずかしさの解消がメインだと、付き合うこと自体が目的と化すため、たとえカップルになっても長続きしない傾向があります。相手の価値観をよく知らないまま付き合ってしまうためです。
心から好きになれる相手が周りにいないときは、焦らずじっくり出会いを待ちましょう。
カップルが別れたいと思う代表的な理由に、価値観の不一致があります。お金や人生、人間関係など重要な考え方が合わないと、けんかやいざこざが絶えず、長期的な関係を築きにくいようです。
積極的に人と関わる
人を好きになるには、そもそも恋愛対象となる人物の存在が前提となるため、周囲に適した相手がいないなら、積極的に人と関わると良いかもしれません。出会いの場を増やすおすすめの方法は、趣味や自分の好きな活動のコミュニティに参加することです。
共通の話題を見つけやすく、恋仲に発展する期待が持てます。重要なのは出会いの母数を増やすことにあるため、さまざまな経験をして、関わる人の範囲を広げるのが大切です。
恋愛に向いてないと感じている人は、出会いの場に行こうと考えても、めんどくささや自信のなさから行動に移す勇気が出ない場合もあります。そのようなときは、恋愛系の映画を観て気分を盛り上げるのがおすすめです。
他人の人生を追体験することで、自分の目指すべき姿が見つかり、恋愛モードがオンになる効果を期待できます。
相手を知る努力をする
最初から「興味ない人」と決めつけず、一度相手を知る努力をしてみることが大切です。深く関わることで知らない面を知って好感度が高まったり、相手への関心が高まったりすることもあるためです。
他人の良い部分を見つけて褒める、共通点を見つけるなどは簡単にはじめられます。ただし、あまりにもガツガツして、質問攻めのようになると相手に引かれてしまう危険もあります。
やり取りの回数を重ねる中で、お互いが心地よいと感じる距離感をつかむと良いかもしれません。
気になる人との進展がなくても、焦らず中長期的な視点で親睦を深めるのがポイントです。とくに相手が他人に興味が薄い人の場合、すぐに距離を縮められるとは考えられません。
趣味や関心があることを質問しながらも、相手からの活発なリアクションを期待しないことが大切です。不安に感じるかもしれませんが、信じてやり取りを重ねていけば、次第に打ち解けられるでしょう。
恋愛は自分のペースで焦らず進めよう!
恋愛でうまくいきたいなら、無理に相手を見つけようとせず、マイペースに焦らず進めるのが大切です。周囲に付き合いたいと感じる人がいなければ、自分磨きに注力し、良縁の到来を待ちましょう。
あまりにも恋愛でうまくいかないことが多く、何を改善したら良いかわからないなら、他人を頼るのもおすすめです。相談相手は職場の同僚や友人、家族が代表的ですが、心の専門家であるカウンセラーにカウンセリングを依頼するのも1つの方法です。
「相手が何を考えているかわからない」「恋人とけんかしてしまった」など、自分では解決が難しい状況でも、相談実績があるカウンセラーに相談することで、モヤモヤした気持ちも整理できます。
恋愛に関する悩みの相談経験が豊富なカウンセラーも多数在籍しており、悩みにあったカウンセラーにいつでも悩みを吐き出せるため、恋愛に向いてないと悩んでつらい場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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