カウンセリングは中学生に必要?おすすめのカウンセリングを親向けも含めて解説

カウンセリングは中学生に必要?おすすめのカウンセリングを親向けも含めて解説|GARDEN

中学生は多感な時期であり、様々な悩みを抱えやすいものです。悩んでいる子供のためになにか親としてできることはないかと考え、カウンセリングサービスの利用を検討しているのではないでしょうか。そこでこの記事では、中学生の子供がカウンセリングを受ける意義と、おすすめのカウンセリングについて解説します。さらに、カウンセリング以外に親が中学生の子供に対してできることも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

中学生が感じやすい悩みとは

カウンセリングについて見ていく前に、そもそも中学生はどのような悩みを感じやすいのか解説します。中学生が感じやすい悩みは、主に下記のようなものです。

  • 成績や進路・将来が不安
  • 学校生活に馴染めない
  • 友達ができにくい
  • 人間関係について考え込んで眠れない
  • 相手からどう思われているかが気になる

これらの悩みが深くなってしまうと、学校に行きたくないという気持ちが強まり、頭痛や腹痛などの身体症状が現れてしまうこともあります。また、心に長期的なストレスを与えてしまうと、うつ病などを発症してしまう可能性も考えられます。

中学生の悩みに対してカウンセリングは必要?

では、中学生の悩みに対してカウンセリングは必要なのでしょうか。ここでは、中学生がカウンセリングを受ける意義などを解説します。

中学生がカウンセリングを受ける意義

まず、中学生の子供自身がカウンセリングを受けたいと考えているのであれば、それを止める必要はありません。カウンセラーは悩みに寄り添ったコミュニケーションの専門家であり、カウンセラーと話を進めていくことで、自分の抱えている悩みや不安を整理でき、自分を客観視できるようになります。その結果、不安や悩みを生んでいた考え方や行動パターンに気づき、自ら解決策を見出すきっかけになるでしょう。

また、中学生は自分自身のことを見つめ直す年齢にもなり、大人へと成長していく過程の大事な時期でもあります。そういった大事な時期を過ごす中学生がカウンセリングを受けることで、自分のことをより深く理解して思考を整理するきっかけになり、自分の人生を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

親がカウンセリングを受けることも重要

中学生の子供自身だけではなく、中学生の子供を持つ親がカウンセリングを受けることも重要です。その理由について順番に見ていきましょう。

子供の成長に対する不安を軽減できる

中学生の子供が日々悩みを抱えている姿を見ると、親も悩みが尽きない日々を過ごすことになるでしょう。子供自身が不安なのはもちろんですが、親も不安な気持ちでいっぱいになってしまうものです。子供は親の姿を見て成長していくため、親が不安な状態では、子供の不安もより強まってしまうかもしれません。

そういったときに、親がカウンセリングを受けることによって、ストレスの軽減や悩みの解決に繋がり、子供の成長に対する不安を少しでも解消できます。それが、間接的に子供自身の悩みを解決することにも繋がるでしょう。

子供に対する正しい接し方を考えるきっかけになる

親がカウンセリングを受けることで、子供に対する正しい接し方を考えるきっかけになります。たとえば、子供が学校に行きたくないという悩みを抱え、朝なかなか起きることができない場合、どのように子供に声掛けをすれば良いのかなどをカウンセラーに相談できます。

上記はあくまで一例で、子供への様々な接し方に気づけます。子供への関わり方が変わることで次第に子供の反応も変わり、その反応を手がかりにさらに良い関わり方ができるように工夫していくこともできるでしょう。

中学生が検討したいカウンセリング

ここからは、中学生が利用を検討したいカウンセリングを3つ紹介します。

  • スクールカウンセリング
  • 厚生労働省の電話相談
  • 地域の心療内科

それぞれを順番に見ていきましょう。

スクールカウンセリング

スクールカウンセリングとは、学校にいるカウンセラーによるカウンセリングを受けられるサービスのことです。すべての学校でスクールカウンセリングが提供されているわけではなく、活動の状況も都道府県によって異なります。

「スクールカウンセラーについて(1)経緯と現状」を参考にすると、平成7年度〜平成18年度の調査では、スクールカウンセリングに在籍しているカウンセラーは約8割が「臨床心理士」であるとされています。また、スクールカウンセリングの相談体制は1校あたり平均週1回・4時間〜8時間となっていることが多いです。

スクールカウンセリングでは、学校内の悩みに限らず、家庭環境や人間関係などについても相談ができます。また、学校に通っている子供に限らず、親も一緒に相談できることが特徴です。

厚生労働省が紹介している電話相談

厚生労働省「まもろうよこころ」

厚生労働省のホームページでは、様々な専門の窓口が紹介されています。すべて無料で相談できるので、自分の悩みに合わせた相談窓口に連絡してみてはいかがでしょうか。

  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
  • #いのちSOS:0120-061-338 受付時間12~22時
  • よりそいホットライン:0120-279-338※岩手・宮城・福島から0120-279-226 24時間対応
  • いのちの電話:0570-783-556(ナビダイヤル)受付時間10~22時 0120-783-556(フリーダイヤル)受付時間16~21時※毎月10日8~20時
  • チャイルドライン:0120-99-7777 受付時間16~21時 ※18歳までの人対象
  • 子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち):0120-0-78310 24時間対応
  • 子どもの人権110番:0120-007-110 受付時間8時30分~17時15分

地域の心療内科

最後に、地域の心療内科でもカウンセリングを受けることが可能です。心療内科では、心理的な要因から身体症状が現れる「心身症」の治療を受けられ、精神科とは異なります。

心療内科では、軽度のうつ病・パニック障害・不安障害などの精神疾患に関しても対応してくれるところが多くあります。

カウンセリング以外に親としてできること

ここからは、カウンセリングを受けること以外に親としてできることを2つ紹介します。ご自身の行動を変える参考にしてください。

放置せずに向き合ってあげる

まずは、子供を放置せずに向き合ってあげることが重要です。中学生の子供が抱えている悩みがわからないことや、声をかけても反発ばかりされてしまうと、たまには放っておいてしまいたくなるときがあるかもしれません。

放置せずに日々コミュニケーションをしっかり取って子供の気持ちを受け止め、子供に対して自分の気持ちを正直に伝えてあげましょう。

子供への対応をメモして改善していく

日々親が子供に対して投げかけている言葉や対応をメモして、改善していくことも重要です。

メモを取って自分の言動を客観視する習慣をつくることで、「あのときの自分の意見は間違っていたかもしれない」「次はこういった言葉をかけてみよう」という新しい視点が生まれ、子供への対応を改善できることに繋がります。1日3分などの短い時間でも構わないため、自分の子供への対応を客観的に見つめる時間を作ってみましょう。

カウンセリングを使って中学生の心の変化を乗り越えましょう

中学生がカウンセリングを受ける意義や、親や子供が検討したいカウンセリングサービスについて解説しました。中学生の子供がカウンセリングを検討することも大切ではありますが、親がカウンセリングを受けることも重要です。親がカウンセリングを受けることによって、中学生の子供に対する不安を軽減でき、正しい接し方に気づくきっかけになるためです。

まずは、GARDENなどのカウンセリングサービスを利用し、カウンセラーに悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。また、日々の子供への対応をメモに取り、客観的に自分の対応を見つめ直す時間も設けてみましょう。

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